2006年8月の細野晴臣&中沢新一の対談

「作家でも音楽家でも、若い時に作るものっていうのは、

二作か三作で最初の一周期が終わります。

あれは不思議なもので、少年少女時代から

抱えてきた主題がそれである程度燃焼し尽くすんでしょうね。」

中沢新一

 

「その先が大変なんです。」

細野晴臣

 

「新しい世界を見たり作ったりするのに、

何も遠い世界に出かけていく必要はないんじゃないか。

もちろん何か知るために旅は必要ですよ。

ただ、それは今まで知られている世界を新しく組みなおすための

方法を勉強するためにやるものなんじゃないか。」

中沢新一

 

その後どうするのかは

その時がきたら多分分かるし、

その時考えればよいのだろう。

 

偉大な音源アーティストでもピークのアルバムは大体

4枚~5枚ぐらい、その後も続ける人はたくさんいる。

方法論を色々変えて試行錯誤してもの作りを続けている。